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ヤマト住建、10年後にG1~G3レベル住宅を年間3600棟へ

ヤマト住建の西津会長と中川社長が「新築ハウジング」の取材を受けられました✨

 

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ヤマト住建が提供する高性能住宅「エネージュ」シリーズ

 

 

高性能住宅・ZEH住宅を積極的に供給するヤマト住建(神戸市)は、2029年までに、HEAT20のG1からG3レベルの住宅を全国で年間3600棟供給をめざす。現在、29カ所ある事務所を100カ所に増やし全国展開する計画。「今後、世界水準であるG3レベルの住宅を2000万~2300万円で提供できる体制をつくりたい」と、西津昌廣会長は抱負を語る。

 同社は現在、年間650棟を供給し、年間売り上げ160億円。その内、HEAT20のG1・G2住宅を年間300棟供給している。2018年と2019年の2年連続で、G1・G2レベルの着工戸数が最多であるとして、HEAT20から「施工実績最多賞」を受けた。

 2017年から、大型太陽光発電10.62kWと大容量蓄電池9.8kWh標準搭載の高性能住宅エネージュEVを発売し、2018年には、電気自動車(EV)の蓄電池とEVパワーコンディショナ(V2H)、太陽光発電システムを組み合わせた高性能住宅を提供している。

 ZEH住宅は、同社新築住宅全体の7割に達し、蓄電池システム搭載率は1割。「断熱性能の低い住宅の建て替え需要はまだまだ大きい。2029年の計画の実現は十分にある」と西津会長は語る。

 同社は当初、分譲住宅中心に事業を展開していたが、2008年のリーマンショック以後、注文住宅事業も強化。2009年には看板商品「エネージュ」の住宅型式性能認定を取得し、高性能住宅に狙いを定めて展開してきたという。「大手メーカーの注文住宅を価格面であきらめ、建売住宅を不本意に購入するユーザーが当社の対象ユーザー。高性能住宅をお手頃価格で提供することが我が社の強み」と西津会長。

 同社の主な商圏は神戸を中心とした関西エリアと東京、神奈川を中心とした関東エリアだが、2019年2月に愛知県一宮市に出店。今後、愛知県豊田市を中心に東海エリアの拡大を進める。

 ロードサイドに営業所兼ショールームをオープンし、20分圏内に期間限定のモデルハウスを出展。モデルハウスは1年~2年で売却し、場所を移して新しいモデルハウスを出展する方法をとっている。
 
 同社の対象ユーザーは30代が中心で住宅本体の平均予算は2300万円。2017年に全館空調システム「YUCACOシステム」を導入しており、現在、同システムの採用率は新築住宅全体の30%という。

 

 

“新建ハウジング掲載記事”

https://www.s-housing.jp/archives/175745?utm_source=mailnews&utm_medium=email