ハーブという言葉を聞いて、そのおしゃれな響きに興味を持つ方も多いことでしょう。
現在、ハーブと呼ばれている植物の多くは16世紀から17世紀にはすでに料理用や薬用として栽培されていました。
ハーブはもともと単なる雑草なので、手間をかけなくても簡単に育ちます。
丈夫で成長が早く繁殖力も強いので、ガーデニングが初めての方にもお勧めです。
また、ハーブは鑑賞するだけでなく料理に使えるのが魅力ですよね。
今回はキッチンハーブと呼ばれる香りが強く、肉や魚の臭みを消す効果を持つ「香草」をご紹介します。
秋の種まきが適しているハーブ
秋から冬にかけて育てるのに適したハーブは、低温に強い品種になります。
年に2回、春と秋に植え付けができる品種は秋のほうが育てやすいといわれています。
秋を気温が低いために害虫が少ない、花が咲きにくい、
暑い中作業をしなくても済むなど、利点も挙げられますね。
キッチンでハーブを育てるときの注意点
キッチンでハーブを育てるメリットは外に出さない分、虫がつく心配のないこと。
陽当たりを考えて、日中にリビングに移すくらいで大丈夫です。
しかし土の扱い方には注意が必要です。
土にはたくさんの雑菌が含まれているので、土を触った手でそのまま料理をすると…
食中毒の原因になったりします。
また園芸用の土には腐葉土が混ざっている為、カビの発生も。
ハーブを収穫したら必ず手を洗うようにしましょう。
土の始末が面倒だという方にお薦めなのが、水栽培です。
土の代わりに肥料を溶かした水溶液で植物を育てる方法です。
ハーブは生命力の強い植物なので、茎を水につけておくだけである程度大きくなります。
また、十文字に切ったスポンジの中に植え込み、水につけておいても発芽します。
バジルやペパーミントは育てやすいハーブなので、
コップに枝を生けておくだけで新しい葉や根が出てくることも。
ちょっと緑や香りが欲しいときには、キッチンハーブが便利です。
いかがでしょうか?
皆様、この機会に是非ハーブのある暮らし、始めてみましょう*